今年度RI会長ウィリアム・ビル・ボイド氏は、Lead the Way "率先しよう"をテーマとされました。
親睦と奉仕を通じて明るい未来をつくるために120万ロータリアンが手本を示し、「進んでやろうじゃないか」を提唱された訳です。それを受けて、2710地区岩森ガバナーは"ロータリーとは何か"今一度“原点を見つめ直そう”。“我々ロータリアンは奉仕の理念とそれを裏付ける行動がなくてはならない”と指摘されました。
当クラブは創立33年になります。これまで輝かしい歴史と伝統を築いてきました。いまその方針や実践を基礎にして、より良い活動を維持発展させたいと考えました。
それはロータリー活動の基本である「奉仕と親睦」を軸に思いやりと寛容の心をスローガンに活動をすすめてきました。とくに相手の立場に立った「思いやりの心」、それは心を広くもち、相手を良く受け入れる。そして過去を許すこと、つまり「寛容の心」をもとう。ということで、奉仕と親睦を車の両輪として重点的に活動をすすめた訳です。
それを裏付けるように、毎例会における点鐘二回は二つの願いを込めて鳴らしたものです。
一つは、奉仕がすべからく前進するように。二つ目の親睦は、クラブのみんなが仲良くできるようにという意味から心を込めて二回点鐘したものです。
クラブの実際的活動は、各委員会の主体で、みんなが協力して行うものでした。
親睦委員会はまとまりのある行事の遂行で、会員相互の懇親を深め、友情を育むという目的は達成されたと思っています。
プログラム委員会は、従来の著名なゲストに較べて、より新しい時代感覚をもち得た方をお招きし、バラエティーに富んだ愉快で楽しい例会ができました。
会報委員会の週報は、ロータリー活動全般について、つまり記録、情報伝達にとどまらず、芸術講座「尾道の抽斗」一分で語る「尾道文化よろず学問」などであり、芸術文化都市尾道でのロータリークラブにふさわしい内容のものであったと思います。
特に村上委員長には芸術・文化・写真という専門分野の秀逸さを示してくれました。
その他三大奉仕委員会の活動も、委員長を中心にした企画立案・実践の中で"流石"と思わせる内容のものを公開という形で行われ、あっぱれという外ありません。
また、当面の課題として計画しておりましたクラブリーダーシッププラン(CLP)の導入につきまして定款・細則の改正も臨時総会をもって承認・決定しました。
新年度から新会則により時代の要請に応じた活動の展開がはかれるようになると期待しています。
今年は2710地区9グループへガバナー補佐(青木さん)の選出もいたしました。
また、新会員2名(笹井さん・原山さん)の加入も果たし当初の計画を達成することができました。
クラブのみなさんのご支援ご協力に感謝するものです。 今後も崇高な理想を目指してロータリー活動を参画していく決意です。
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